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執筆者の写真森島 範紘

いちじくは漢字で『無花果』と書くけどパッとみ読めない



こんにちは!

KYOTOいちじくFACTORYの森島です。


みなさん、いちじくって漢字で書けますか?(タイトルで答えを出してますが。) 僕は初め書けませんでした。どう読んでも『ムカカ』ですよね。

こうした読み方を”熟字訓(じゅくじくん)”と言うそうです。

熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方らしく、「無花果」の字は、花を咲かせずに実をつけるように見えることに由来する中国で名付けられた漢語なんですね。

ちなみに、コカ・コーラも、中国語で『可口可乐(Kěkǒukělè)』って言うみたいです。


じゃあ、そもそも何で『いちじく』という音読みなのか、ちょっと掘り下げてみたいと思います。


それでは、どうぞ!




ペルシャ語の「Anjir」が語源?

いちじくの漢字「無花果」は、花嚢の内部に無数の雄花と雌花をつけるが、外からは見えないことから付けられた当て字なんだそうです。いちじくの語源は、ペルシャ語の「Anjir」といわれるようになりました。いちじくを表すペルシャ語の「Anjir」が、ヒンズー語で「Injir」になり、中国語で「映日(イェンジェイ)」と音写されたんだそうです。

そこに「果(クォ)」が加えられた「映日果(イェンジェイクォ)」が日本に入り、「イチジク」と呼ばれるようになったとか。

「イェンジェイクォ」から「イチジク」の変化には、単に日本人が聞き取ったのが「イチジク」であったとする説と、いちじくの少しずつ熟していく過程を「一熟(いちじゅく)」の意味として捉えたため、「イチジク」になったとする説があるみたいですが、信じるか信じないかはあなた次第です。


漢字で「無花果」が読めようが読めまいかで、いちじくの美味しさが変わることはない。

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