こんにちは!
京都府城陽市でいちじくを生産と直売している
KYOTOいちじくFACTORY、代表の森島です。
今回は、一般的に出回っているいちじくの品種と、一般には出回っていませんが、美味しいいちじく品種について色々ご紹介したいと思います。
当農園では主に下記の品種を取り扱っています。
「桝井ドーフィン」
「バナーネ」
「コナドリア」
「ビオレソリエス」
「ネグローネ」
「カドタ」
試験的に栽培している品種が他にも少しありますが、いちじくって実はこんなに品種があって、それぞれに特徴があります。詳しくご説明しますね!
ねっとり皮ごと「バナーネ」
熟しても黄緑色のままの白いちじく。少し小ぶりだが、皮ごと食べられるのと糖度が高くねっとりとした食感でファン拡大中。
甘さ ★★★★★
酸味 ★★★
大きさ ★★★
希少性 ★★★★
【収穫時期】8月上旬〜10月上旬
小ぶりだけどバランスがいい「コナドリア」
バナーネと同じ小ぶりの白いちじくで、綺麗な緑色をしている。皮ごと食べれられてすっきりとしたバランスの良い甘さ。
甘さ ★★★★
酸味 ★★★★
大きさ ★★★
希少性 ★★★★
【収穫時期】8月中旬〜9月下旬
映えがハンパない「ビオレソリエス」
黒いちじくと呼ばれる品種で、果実の大きさは中ぐらい。甘味と酸味のバランスが良い。色々映える品種。
甘さ ★★★★
酸味 ★★★★
大きさ ★★★★
希少性 ★★★★★
【収穫時期】9月上旬〜10月下旬
大人な「ネグローネ」
小粒の黒いちじく。巨峰ぐらいの大きさ。酸味がしっかりしていて芳醇で大人のいちじくといった感じ。
甘さ ★★★★
酸味 ★★★★★
大きさ ★★
希少性 ★★★★★
【収穫時期】9月上旬〜10月下旬
まるで桃?「カドタ」
小粒の白いちじく。シャインマスカットぐらいの大きさ。とにかく糖度が高くて、本気の完熟のやつは桃食べてるみたいな感じ。
甘さ ★★★★★
酸味 ★★
大きさ ★★
希少性 ★★★★★
【収穫時期】8月下旬〜9月下旬
スーパでも流通しているいちじく
一般に出回っているいちじくの品種のほとんどは「桝井ドーフィン」という品種になります。
地域にもよりますが、市場出荷されてスーパーに並んでいる品種はほとんどが「桝井ドーフィン」です。
上記でご紹介した島根県や広島県など、中国地方のスーパーに並んでいる品種のほとんどは「蓬莱柿(ほうらいし)」という品種になります。
つまり、日本に出回っているいちじくのほとんどは「桝井ドーフィン」か「蓬莱柿」という品種です。
ではなぜ、この2品種が選ばれているのでしょうか?
それは、「豊産性で大ぶりな果実がたくさん収穫できる」「着果数が多くて果実がたくさん収穫できる」「比較的病害虫に強くて作りやすい」「皮が分厚くキズが付きにくいので輸送しやすい」「いちじくにしては比較的日持ちがする」などです。
僕も生産者ですので、このような理由で作りやすい品種にいちじくの品種が絞られていったのは当然の理由だと思いますし、KYOTOいちじくFACTORYでも「桝井ドーフィン」は栽培しています。
ただ、たくさん作ってたくさん売ることが大事だった時代から栽培品種はほとんど変わっていませんし、収穫量が少なかったり、流通には向かないけれど美味しい品種がたくさんあることも事実です。
KYOTOいちじくFACTORYでは、市場出荷もしていますが、市場を通さずに消費者に皆さまに直接朝採りの完熟いちじくをお届けする生産直売にも積極的に取り組んでいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?一般的に出回っているいちじくの品種と一般には出回っていませんが、美味しいいちじく品種について色々ご紹介させていただきました。ここまで読んでいただきありがとうございます。最後に、当農園で取り扱っているいちじくの品種についてまとめてご紹介したいと思います。
「バナーネ」収穫時期】8月上旬〜10月上旬
「コナドリア」【収穫時期】8月中旬〜9月下旬
「ビオレソリエス」【収穫時期】9月上旬〜10月下旬
「ネグローネ」【収穫時期】9月上旬〜10月下旬
「カドタ」【収穫時期】【収穫時期】8月下旬〜9月下旬
「桝井ドーフィン」【収穫時期】8月上旬〜10月上旬
KYOTOいちじくFACTORYでは、樹の上で完熟させたいちじくを、朝採りで新鮮なうちに皆さまにご提供しています。また、数量限定ですが、「いちじくスムージー」や「いちじくタルト」もご提供しています。
販売時期:8月上旬~10月上旬
販売時間:朝9:00~15:00
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